均等法施行も初県議選に女性7人 茨城で告示、男女同数には遠く

任期満了に伴う茨城県議選(定数62)が30日、告示された。県選挙管理委員会によると、午前10時現在で計92人が届け出た。候補者数をできる限り男女均等にするよう政党に求めた「政治分野の男女共同参画推進法」が5月に成立、施行後、初の都道府県議選。男女同数に達したのは共産党だけで、均等には遠い状況といえる。
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政党が公認した候補者は計58人で、うち女性は7人。県議会最大勢力の自民党は公認38人のうち女性は1人だった。

同法は女性の政界進出の後押しを狙い、衆参両院選や地方議会選に臨む政党と政治団体に、男女の候補者数の目標設定などに取り組むよう自主的な努力を求めた。

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