米装備購入の改善を初明記へ 日本政府調整、防衛大綱に

日本政府は、年末に策定する新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」を巡り、米国から装備を購入する際に提示額を受け入れる制度「対外有償軍事援助(FMS)」について、改善する方針を初めて盛り込む方向で調整に入った。装備を「言い値」で買わされているとの批判があった。防衛予算膨張への懸念がある中、調達額の透明性向上や効率化努力を迫られた格好だ。政府関係者が30日明らかにした。
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安倍政権下で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」などFMSを利用して導入を図る高額装備が増加傾向にある。

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