IT・科学

千葉大、最も高速なホログラム映像向けコンピュータを開発【写真】

コンピュータ「ホルン」開発を1992年から進める千葉大の研究チームは今年、最も高速だと認められたホログラム映像向け計算機「ホルン8」を開発した。サイエンス・デイリーが報じた。
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光の強度を調節する新技術により、「ホルン8」は平面に高品質な3D映像を映し出すことができる。

ホログラム映像向け計算機「ホルン8」

サイエンス・デイリーによると、ホログラム映像には高い計算速度が必要だ。ホルン8では、1枚のボードに8個のチップを乗せることで計算速度を高めた。

ホログラム映像向け計算機「ホルン8」

研究チームは、研究結果がより高品質な映像を提供する新世代の3Dテレビを基礎作ることを期待する。だがホログラムは娯楽だけに利用可能なわけではない。ビジネススクール同盟「Future of Management Education」は講師をホログラムに置き換えようと試みている。置換により、無数のネット講座に対抗することが可能になる。

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