火星で謎の光る物体が見つかる

探査機「キュリオシティ」は火星表面で光る鉱物に似た奇妙な物体を見つけた。キュリオシティの「ミッション」をテーマにするNASAのブログで発表された。
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「リトル・コロンゼー」(編注:コロンゼーはスコットランド北にある島)と名付けられた謎の物体は以前、キュリオシティのカメラが捉えた画像に写っていた。

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スザンヌ・シュウェンザー博士は「私達がさらに良く観察しようとしているサンプルの1つがリトル・コロンゼーです。計画班は、これが光っていることから、隕石の可能性もあると見ています」と述べた。

だが実質は外見とは異なる可能性がある。物質の特定には化学分析が必要だと、シュウェンザー博士は付け加えた。

キュリオシティの作業開始日は2012年8月6日。その日から、キュリオシティはかなりの距離を踏破し、地球に火星からの素晴らしい写真を多く贈った。

キュリオシティの動力源は放射性同位体熱電気転換器(RTG)。プルトニウム238の崩壊熱から電力を得る。

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