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NHKが外務省の情報をもとに報じたところによると、11月中旬に中国の掘削船が、日中中間線の中国側の海域で海底資源の試掘とみられる活動をしているのが確認された。
NHKによると、日本と中国は2008年に東シナ海のガス田を共同開発することで合意したが、合意の実施に関する交渉は中断、中国側は一方的に開発を進めているという。
菅官房長官は「中国側が一方的な開発に向けた行為を継続していることは極めて遺憾だ」と述べ、中国側に抗議したことを明らかにした。また菅氏は「政府としては、中国側に対し、交渉を早期に再開し、合意を実現できるよう引き続き、強く求めていきたい」と述べた。NHKが報じた。