ローマ法王 同性愛は「流行の影響」 同性愛者の聖職者を非難

ローマ法王フランシスコが同性愛を「深刻な問題」と捉えて憂慮していることが、イタリアで1日に出版された法王のインタビュー本で明らかにされた。AFP通信が伝えている。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

同通信によると、この本の中で法王は、同性愛という「流行」に聖職者が影響されていると懸念しているという。聖職候補生らに言及した項では、「同性愛は非常に深刻な問題であり、候補者たちについては最初から適切に見極めておく必要がある」と忠告。「私たちの社会では、同性愛が最新の流行であるかのようにみえる。そうした精神は、何らかの形で教会の生活にも影響を及ぼす」と懸念を表明している。

ローマ・カトリック教会は、同性愛を罪深い行為とする立場。2005年には、同性愛傾向がみられる人々が聖職に就くことを規定で禁止している。一方で、法王は2013年の法王就任後、同性愛に寛容な姿勢を見せていた。

関連記事・ニュース

コメント