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アジズ氏は、CNNテレビに対して、カショギ氏と自分の間には過去1年で、メッセンジャーの「ワッツアップ」を通し、400を超えるメッセージのやりとりが行われていたことを明らかにした。
文通でカショギ氏はサルマン皇太子を「野獣」呼ばわりしており、コンピューターゲームの主人公の「パックマン」にも擬え、「犠牲者を食べれば食べるほど、もっと食べたくなる人間。皇太子の支持者にまで弾圧の手が伸びても私は驚かない」と分析していた。
アジズ氏は、カショギ氏とのやり取りはサウジの特務機関の手に渡り、その後にカショギ氏が殺害されたことは間違いないと話している。
カショギ氏はワシントンポスト紙の記者だったが、10月2日、トルコ、イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館の敷地内で殺害された。サウジ検察はカショギ氏殺人に関与したとして11人を告訴したが、そのうち5人には死刑が論告されている。
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