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著名天体物理学者、セクハラの訴えに回答

天体物理学者で科学の普及活動を行っているニール・ドグラース・タイソン博士が、セクハラを受けたとする数件の訴えに対して回答した。自らの声明をフェイスブックに投稿した。
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本人の言葉によると、タイソン博士がこの状況にコメントしてこなかった理由は、今回のような重大な訴えについては、報道機関ではない場所で検討されなければならないからだという。だが、この状況でこれ以上、沈黙していることはできないとしている。

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フェイスブックでの長文の投稿の中で、タイソン博士は訴えのもととなった出来事について自説を詳しく提示し、客観的調査の意義を強調。終わりには、「私は訴えられている身だ、そうであるなら、私の言うことをなぜ信じるだろうか?そもそも、なぜ私を信じるのか?そのことが、FOXとナショナル・ジオグラフィック(これらのチャンネルで、タイソン博士の番組「コスモス」「スター・トーク」が放送されている)が発表した独立調査の意義に我々を立ち返らせる。この決定を私は歓迎する。このような訴えというものは、(訴えられた人物の)評判と結婚に損害をもたらす可能性がある。時には、それが不可逆的であることもある。私は自分自身について、愛情を持った夫であり、公衆への奉仕者、つまり、公衆の意志に基づいて奉仕する科学者・教育者であると考えている」と記している。

タイソン博士は、このような状況においては常に、事実と証拠が意味を持つと強調している。

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