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マサルが張り切って宣伝に努めるのは「エアウィーブ」社のペット専用のマットレス。コマーシャル用に用意された明るい色調の部屋でマサルはザギトワと遊び、マットレスに気持ちよく寝そべりながら、大好きな飼い主にたくさん撫でてもらって、最後は同社の掛布団と一緒にご満悦の表情で座っている。同社はきっと撮影の出来に満足に違いない。
撮影場所は発表されていないが、一瞬映る寒そうな外の景色と、ザギトワがグランプリシリーズ(GP)ファイナルへ猛特訓中であることから考えると、モスクワの一室ではないかと推測できる。
事の始まりはエアウィーブ社の高岡社長からのマサル用マットレスを贈呈。10月にジャパン・オープンの出場で来日していたザギトワは贈呈式に出席した。ザギトワは飼い猫のイリースカ用にもマットレスをもらい、ニコニコ顔だった。その場ではコマーシャルの話は公にされていなかったが、11月に撮影の契約は結ばれたところを見ると、とんとん拍子で話が進んだようだ。同社の発表によれば、契約書面にマサルは肉球で判を押したらしい。
マサルは生後3か月で日本からモスクワに連れてこられた。外国生活も早半年。すっかり大きく成長したマサルは毛並みもよく、ザギトワの愛情を受けて、ザギトワ不在の際は彼女のおばあちゃんにお世話されてモスクワの生活に満足していることがよくわかる。
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