露国防省、日本海での米駆逐艦の「誇示」航行に対応

米海軍のミサイル駆逐艦「マッキャンベル」は、ロシアの領海まで100キロ以内には近づかなかった。ロシア国防省のコナシェンコフ報道官が発表した。
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報道官によると、マッキャンベルが国際水域を航行中、太平洋艦隊の対潜艦「アドミラル・トリブツ」と海軍航空機が終始追跡した。

報道官は「米駆逐艦の乗組員が何かを『誇示した』としたら、それは駆逐艦を追跡する太平洋艦隊の部隊を最大のスピードで引き離すことに失敗した試みだ」と指摘した。

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報道官によると、現在「マッキャンベル」はロシアの領海から400キロ以上離れた日本海中央部にいる。

先に、米海軍のミサイル駆逐艦「マッキャンベル」が、ロシア沿海地方南部に位置するロシア沖の日本海最大の湾「ピョートル大帝湾」のすぐ近くを通過した。

米海軍のレイチェル・マクマール報道官はCNNにマッキャンベルの航行の目的について、「ロシアの過剰な海洋権益の主張に挑戦し、海洋法に基づいて米国やその他の国が保有する権利と自由を擁護するため」との声明を寄せた。

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