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独占禁止当局によると、冷蔵庫、キッチン用コンロ、洗濯機、食器洗い機などを製造している米国のワールプール、スウェーデンのエレクトロラックス、ドイツのBSH、イタリアのカンディ・フーバーとインデシット、そしてフランスのエーベルハルト・フレールの6社は、小売価格を引き上げるために共謀した。
カルテルは、メーカーの知名度により市場の大部分を占めたが、共謀の影響はアジアの競争相手であるサムスンやLGの成長によって軽減された。
例えば2008年、6社は200ユーロ未満の商品に対しては価格を20ユーロ、400ユーロ以上の商品に対しては50ユーロ引き上げることで合意したという。