ウクライナ最高議会 ロシアとの友好条約を更新せず

ウクライナ最高議会は、『ウクライナとロシア連邦間の友好、協力、パートナーシップに関する条約』の効力停止に関する法案を議決した。ロシアメディアが6日に報じた。
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同法案は、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領が提出し、承認に必要な最低票数226票より多い、277議員の賛成で採択された。

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今年9月、ポロシェンコ大統領は、ウクライナ国家安全保障・国防会議の「ウクライナとロシア連邦間の友好、協力、パートナーシップに関する条約」の停止決定を実行する大統領令に署名していた。ウクライナ政府によれば、ここで問題とされているのは条約廃棄ではなく、条約を更新しない決定であって、すべての手続きを遵守した場合、条約は2019年4月1日に効力を失う。

『ウクライナとロシア連邦間の友好、協力、パートナーシップに関する条約』は、1997年5月に調印され、1999年4月1日に発効した。

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