英、原子力潜水艦隊の近代化に570億円を追加支出へ

英ウィリアムソン国防相は、原子力潜水艦隊の近代化計画に4億ポンド(約574億円)を追加支出すると発表した。
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ウィリアムソン国防相は5月、「ドレッドノート」と名付けた計画に政府が25億ポンドを支出すると発表していた。

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現在、「ドレッドノート」計画は第2フェーズに入った。1隻目のドレッドノート級原潜の建設作業が続くほか、2隻目の作業も始まった。さらに同計画の艦体用の原子炉開発作業も行われている。現行の原子力潜水艦隊を一新する計画の総額は410億ポンド(約5兆9千億円)と見積もられている。うち310億ポンドは原潜の建設に費やされる。

ウィリアムソン国防相はまた、建設中の2隻目が、英海軍史上2隻目の原子力潜水艦を記念して「ヴァリアント」と名付けられると明らかにした。1963年に進水した原潜「ヴァリアント」は北極圏を航行し、フォークランド紛争に参加した。ドレッドノート級潜水艦の1番艦の名前は「エジンコート」。

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