フィリピン、制裁を理由にロシアのヘリコプターではなく、米国のヘリコプター購入へ

フィリピンは、ロシアの軍事輸出に制裁が科されているのを受け、ロシア製ヘリコプターMi-171ではなく、同機よりも高額な米国製ヘリコプターBlack Hawk16機を2億4000万ドルで購入する。ロイター通信が報じた。
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ロイター通信によると、フィリピンのロレンザーナ国防相は記者団に、来年初めに契約に調印することを明らかにした。ロレンザーナ国防相によると、ロシア側はより安い価格を提示したが(提示価格は不明)、「米国の制裁が原因でロシアに支払うことが非常に難しい」ため、米国と契約を結ぶという。

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フィリピンは、米シコルスキー・エアクラフトが製造しているS-70 Black Hawk、ロシアのMi-171、韓国のSurion、英国とイタリアに拠点を置くアグスタウェストランドが製造するAW139などの購入を検討した。

フィリピンは、今後5年間で56億ドルを費やして自国の防衛ポテンシャルを近代化する。

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