パリ デモ開始前に300人超が拘束

燃料価格引き上げ反対を端緒とする「黄色いベスト」運動の大規模デモが予定される8日午前、デモ開始前に仏パリ警察は300人を拘束した。うち32人は勾留された。ラジオ局フランス・アンフォが警察筋の話として伝えた。
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パリ警察は、8日午前に大規模抗議運動が予定される凱旋門に通じる道を行く通行人を調べている。

マクロン氏降伏も週末にパリで新たなデモか AP通信
ランス・アンフォによると、拘束理由は主に「暴力行為や損害を負わせる準備を目的に集団に参加した」疑いだ。AFP通信が関係者の話として伝えるところ、覆面や金槌を所持していた34人が勾留された。

パリで1日に行われた抗議行動は、デモ参加者らによる警察とのかなり大きな衝突や破壊行為、自動車への放火を伴うものとなった。フランスの首都を襲った混乱の中で、412人が逮捕され、133人が負傷した。負傷者らの中には、治安部隊員23人が含まれている。

フランスの燃料費値上げの抗議行動は11月17日に始まった。抗議行動参加者はフランスのドライバーが必ず身に着けている黄色のベストを着て、これにデモを行ったため、抗議行動には「黄色のベスト」という名称がつけられている。

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