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バンコク近郊の高級リゾート地パッターヤから南に100キロに位置するサメット島の当局によれば、島の全域で、脱ビニール袋と脱ポリエステル製容器宣言が表明された。ビニール製品にかわり、旅行者には天然素材から創られた袋や容器の利用が推奨されている。
当局によると、サメット島には毎日平均1500人が訪れ、1人当たりビニール袋8枚以上が捨てられる。その結果、リサイクル不可能なビニール袋が1日に約1万2千枚、蓄積されてしまっている。一方、1981年からサメット島は国立自然保護区に指定されており、当局はこうした大量のプラスチック製品が、環境汚染の原因となることに危機感を抱いている。
サメット島に続き、サムイ島もプラスチック製品の使用禁止を望んでいる。サムイ島では、プラスチック製ストローと使い捨て容器の使用を禁止する予定だ。