インド政府 タージ・マハル廟の入場料を5倍値上げへ

インドを代表する世界遺産のタージ・マハル廟の入場料が大幅に値上げされる。インド政府は自国民の入場料を現行の50ルピーから250ルピーへ、外国料金を今の13ポンドを15ポンドに引き上げることを決定した。これにより墓廟を訪れる観光客数は、少なくとも15〜20%減少する。英紙「ザ・テレグラフ」が報じた。
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タージ・マハル廟の訪問者の大半はインド国民だが、その1日の平均賃金は約270ルピー。このことからテレグラフ紙は、250ルピーの入場料はインド国民の財布には大きな痛手となると予想している。一方で外国人入場料の値上げはわずか15%だった。

タージ・マハル廟の観光客数の削減を狙い、今年初めインド政府は、廟の入館者数を1日当たり4万人に制限した。それまでの観光客の数は、しばしば7万人を超えていた。

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