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これより前にBBCロシア支局のレポーター、オリガ・イヴシナ氏のメールのやりとりが公開され、これにより、イヴシナ氏が、パリの抗議行動の際に現地レポートを行っていた記者に対し、デモの際にロシアの実業界が自己の利益を追求していなかったか、デモにロシア人がいなかったかを調べようとしていたことが明るみになった。イヴシナ氏はこの照会について、「血を求める」自分の上司の命令で行ったものと説明している。
ザハロワ報道官は、英国の方こそ常に、ロシアのマスコミがプロパガンダを行うと批判するものの、その証拠は提示しないと指摘し、「英国は自国のテレビ・ラジオ局の社員が行っている事実を編纂」し、正しく見極めるよう提案した。ザハロワ報道官は、BBCの経費は国家予算で賄われていることを想起した上で、信条として「常に、まさに偏りのない、独立したアプローチと専門性をプロパガンダしてきた」BBCの記者らのシニシズムをずばり指摘した。
ザハロワ報道官は、ロシアはBBC社員がフランスの抗議行動に「ロシアの痕跡」を見出そうとしていた事実について、国際機関申し入れると強調した。