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摘発されたコカインは約64キロ、時価総額で1900億ウォン(約190億円)。メキシコからの到着したコンテナに隠されていたという。この数量は、約200万人が1回ずつ使用できる。
通常、コンテナは最終目的地以外の中間経由地では、特別なことがない限り検査は実施しないのが原則。釜山の税関は、メキシコ税関からコカイン密輸の情報が提供されていたことから、入港した船舶のコンテナを検査し、隠匿されたコカインを発見した。積み荷は中国に輸送される予定だった。
釜山の税関当局は、「韓国が国際麻薬流通の経由地になることを絶対に容認しないとのメッセージを国際社会に知らせる大きな意義がある」と強調した。
中国では麻薬の密輸問題がの深刻さが増しており、今年春には、国内最大の国際密輸グループの摘発で、中国史上最大のコカイン量が押収されていた。
日本でも密輸は急増しており、押収量が2年連続で1トンを突破する異例の事態となっている。