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プルシェンコ氏は、日本のフィギュアスケート界が成功を収めたのは当然のことだと受け止めている。
2019年、我々を息をのむ戦いが待ち受けている。3月に日本のさいたまアリーナで行われるISU世界選手権がそうだ。ロシアと日本の女子シングル選手たちはここで輝かしい結果を出そうとすでにしのぎを削っている。ところが先日のバンクーバーでのグランプリシリーズ・ファイナルでは、五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワも同年の日本の紀平梨花との戦いで金メダルを守り抜くのが困難になっていることが明るみになった。リンクに出るたびに、あたかも人生で初めて氷を踏みだし、お前がチャンピオンなんだというところを再び証明するくらいの覚悟をしなければならない。プルシェンコ氏はこれと全く同じことをあの最高峰の羽生結弦選手がいったい何年もの間続けているだろうかと言う。
「羽生とは結構頻繁にやりとりをしている。怪我で今年のGPファイナル出場は見送ったけれど、この選手は常に最後まで戦い抜く人間だということは私は知っている。すでに五輪で2度の優勝を勝ち取っているにもかかわらず、彼は新たに四回転ジャンプを習得することを恐れてはいない。目的を目指して頑張る羽生を知っているから、彼は必ずや来年3月、彼の祖国、日本で行われる世界選手権に出場するはずだと思っている。」
「ユズルは確かに私に相談しましたし、私にはこれはうれしいことでした。彼は非常に才能豊かなフィギュア選手だし、その技術も芸術性も昔から私たちは感動してきましたからね。羽生のフリープログラム『ニジンスキーに捧ぐ』は見事な出来ですよ! それに私にとってはこれが何らかの形で私にもささげられていると知って、ビックサプライズでしたし、うれしかったですね。これをユヅルはすぐには言わずに、後日教えてくれたんです。」
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