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アベルブル氏は「ジェーニャ(メドベージェワ選手の愛称)に関しては、彼女は今、おそらく、より有利な状況にある。チャンピオンにとってもっとも恐ろしいことは、敗北への恐怖、トップの座を失うことだ」と述べた。メドヴェージェワ選手が今年のグランプリ(GP)ファイナルへの出場を逃したのは記憶に新しい。GPファイナルでは紀平梨花選手が優勝、2位はザキトワ選手だった。アベルブル氏は「ジェーニャは、すでにこれらの恐怖をすべて経験した。もう恐れるものは何もない。彼女は、自分が負けても世界は崩壊しないことを知った。そして今、心理的に彼女は、緊張状態にあるアリーナより落ち着いて滑ることができるだろう」と話した。
ロシア選手権の女子シングルは、12月21日のショートプログラムから始まる。フリーの演技は12月22日に行われる。ロシア選手権の結果によって、フィギュアスケート欧州選手権に出場するロシア代表メンバーが明らかになる。
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