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ブッシュ大統領は2001年にワシントンD.C.で開催されたクリスマスコンサートで「コンパッション・インターナショナル」のチャリティー基金プログラムについてはじめて知った。ブッシュ元大統領は、コンパッション・インターナショナルのパンフレットをもらい、ティモシー少年(当時8歳)のことを知った。パンフレットには、ティモシー少年はバスケットボールと絵を描くことが好きで、家族を助けるために市場で物を売り、宅配の仕事もしていると書かれていた。
ブッシュ元大統領は、ティモシー少年に決して自分が実際に誰であるかを知らせないという条件で、少年を援助することにした。「コンパッション・インターナショナル」の当時の代表によれば、ブッシュ元大統領は少年の安全を心配していたという。
まもなくブッシュ元大統領は、フィリピンのティモシー少年に1通目の手紙を送った。その手紙には次のように綴られていた-
「こんにちはティモシー!私はあなたの新しいペンフレンドになりたいと思っています。私は77歳の老人ですが、子供が大好きです。私たちは会ったことはありませんが、すでに私は君のことが大好きです。私は米国のテキサス州に住んでいます。時々君に手紙を書きます」。
「コンパッション・インターナショナル」の職員によれば、ティモシー少年が文通相手の名前を知ったのは10年後のことだったが、信じられずに呆然としていたという。
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