まるで映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のよう 驚くべきキメラ魚はどこに 【動画】

世界の大洋に生息するすべての生物が解明されているわけではなく、分かっている生物でも研究は十分ではない。ここに一例がある。この小さな魚の名は「ハリオッタ・ハエスケリ(Harriotta haeckeli)」。 約2600メートルの深海を好むテングギンザメ科(Latin Rhinochimaeridae)だ。
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分布域はおおよその範囲で見当が付けられており、グリーンランドとカナリア諸島、ニュージーランドだ。2013年、米海洋大気庁(NOAA)の研究者たちは、米北東部沿岸で深海カメラによってこの魚の撮影に成功した。

クリスマスの前夜、この魚から、ティム・バートン監督の映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のキャラクターの幽霊犬ゼロを連想した人は多かった。

まるで映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のよう 驚くべきキメラ魚はどこに 【動画】

実はこの魚の鼻には特別な機能があって、獲物を発見するための末梢神経がある。また、背中には身を守るための毒針が仕込まれている。ハリオッタ・ハエスケリのサイズは比較的小さく、その長さは72センチを超えないが、1.5メートルのものが見つかったという記録もある。

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