鴻池元防災担当相が死去 安保法案採決の参院委員長

自民党参院議員で、防災担当相などを歴任した鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)氏が死去した。複数の関係者が25日明らかにした。78歳。兵庫県出身。
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早稲田大卒業後、日本青年会議所会頭などを経て、1986年衆院選に立候補し初当選し、計2期務めたが、93年衆院選で落選した。95年に参院に転じ、4期連続で当選。小泉内閣で防災担当相、麻生内閣で官房副長官を務めた。

2015年には、集団的自衛権行使を容認する安全保障関連法案を審議する参院特別委員会の委員長に就任。野党の反発の中、採決を取り仕切った。

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