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女性の氏名は明らかにされていない。同紙によると、女性はまだ13歳だった時に誘拐されたという。女性は1987年、姉とともにボリビアに出発。2人は、当時姉と親密な関係にあった50歳の男によって仕事に招かれていた。
姉は3カ月後、愛人だったこの男と言い争い、アルゼンチンに帰国。だがその際、妹である女性を連れて行くことができなかった。自宅に到着した直後に姉が伝えたところでは、男は2人を欺いて売春宿で働くよう強制したという。
事件の本格的な捜査は、既に2014年に開始。警察は救出作戦の結果、現在既に45歳になっている女性とその9歳の息子を発見した。発見された2人は、アルゼンチンから遠くない都市ベルメホにあるガレージに監禁された状態だった。
クラリン紙が確認しているところでは、解放された女性は現在、自らの家族とともにあるという。