IT・科学

天文学者らが太陽系外に新クラスの惑星発見  眼球のように見え潜在的に居住可能【写真】

天文学者らは、宇宙のホット・ジュピターやミニ・ネプチューン、そしてスーパー・アースの他に、さらに1つの太陽系外クラスの惑星が存在すると推測している。その外見は人間の眼球に似ているが、それは、惑星が同期回転しているせいでそう見えるという。科学系メディア「サイエンス・アラート」が報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

同期自転 とは、ある天体の自転周期の軸周辺と、中心天体の周辺の惑星の回転の周期が一致する状況をいう。太陽系では、このような現象は月と他の天然衛星に特有のもの。月は常に中心体である太陽に同じ側面を見せながら回転している。地球は太陽とは同期自転していない。そのため、地球には昼と夜がある。

天文学者たちは、特定の星々に一定の関係をもちつつ同期自転している惑星があると推測している。回転の結果、星に面して昼間に相当する部分は乾燥し、すべての水は影の側に集中していて、それを氷冠が覆っている。これによって天体が人間の眼球のように見える。

天文学者らが太陽系外に新クラスの惑星発見  眼球のように見え潜在的に居住可能【写真】

仏ボルドー大学のショーン・レイモンド氏は、氷冠とそのような惑星の日側の間の移行地域は、潜在的に居住に適している推測する。

この領域には、おそらく、液状の水が存在し、その輪が惑星を覆っていると考えられる。

関連ニュース

ロシアのS7 Space社、火星への飛行を発表

ロケット打ち上げ回数、中国がトップに

コメント