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オブレイディーさんはスキーを履き、装備品や食料を載せたそりを引きながら54日間かけて約1500キロを踏破した。
オブレイディーさんがインスタグラムで伝えたところによると、最後の約130キロは32時間で踏破したという。
オブレイディーさんは「自分の人生で最も困難であり、また最良の」時間だったと語った。
オブレイディーさんは11月3日に南極大陸横断の旅に出発した。なおオブレイディーさんと同時に、英国陸軍の大尉ルイス・ラッドさん(49)も世界初の単独無支援での南極大陸横断レースをスタートした。オブレイディーさんは南極大陸でラッドさんを待つ予定だという。
2016年、英国の冒険家ヘンリー・ウォーズリーさんが世界初の単独無支援での南極大陸横断に挑戦したが、ゴールまでわずか48キロの地点で多臓器不全により死亡した。
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