TPP 参加11か国で発効

日本時間30日午前0時、米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国の新協定「TPP11」が発効した。
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協定の批准が最初に完了していたのは日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリアの6か国。

TPP合意 発効へ秒読み 加盟11か国に「最大のクリスマスプレゼント」
ベトナムは遅れて批准したため、発効は年明けの1月14日になる。

ブルネイ、マレーシア、ペルー、チリはまだ批准は完了していない。

TPPは今年3月、米国が脱退を表明した後、調印された。これにより関税の撤廃ないし著しい引き下げが行われるほか、TPP圏内での商品、資本の流れや技術のやりとりにあった障壁が取り除かれる。また投資家の環境改善も大きな狙いとなっている。

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