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ブルームバーグ氏は、ジェームズ・マティス国防長官の辞任の責任がトランプ氏にあると批判する。ブルームバーグ氏が描写するところ、マティス氏はトランプ政権の上層部で最後に残った経験豊富でプロフェッショナルな人物の1人だった。ブルームバーグ氏は、ホワイトハウスと議会の間の諍いが原因である政府の一部機能不全に対して、トランプ氏が責任を負うべきだという見方を示す。諍いの原因は、トランプ氏がメキシコとの国境に何十億ドルもの負担を納税者に課す壁を望んでいることだ。
ブルームバーグ氏は、2011年以来最悪の株式市場の低落にもトランプ氏は責任があるとする。投資家らは貿易戦争へのトランプ氏の趣向を嫌気し、トランプ氏への不信任表明を出したのだ。
トランプ氏のミスに共通するものとして、ブルームバーグ氏は、無謀に感情的で不合理に混沌とした仕事へのアプローチを指摘した。その上で、これほどおぞましい政権にどれほど米国は耐えられるだろうか、と疑念を表明した。