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安倍首相は、ロシアとの平和条約交渉や、その際に鍵となる南クリル諸島(北方四島)について、1月に予定されている首脳会談で具体的な進展を見たいとの考えを示した。安倍首相は、「両国で領土問題の解決、平和条約については、両国の国民から理解されなければならない」とし、「両国が受け入れ可能な解決策を必ず見つけていきたい」と述べた。
また南クリル諸島に住むロシア人については、ロシア人が島で生活するようになってからすでに70年が経過していると指摘し、「あなたたち、出ていってください」という態度では交渉は成り立たないとし、島に住むロシア人が納得、受け入れられる形でなければならないと述べ、日本人とロシア人が一緒に住み、仕事をすることで豊かになり、地域がさらによくなることを感じてもらうことが重要であり、そのために共同経済活動を具体化しようとしていると語った。
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