新年一般参賀、記録的数の日本人が訪問

14万人を超える数の人々が2日、新年にあたって天皇陛下に祝賀の意を表し、また陛下による挨拶の言葉を聞くために皇居を訪れた。宮内庁の情報として、共同通信が伝えた。
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訪れた人の数は、天皇陛下が即位された1989年以降で最多となった。訪問者数がこれほど多数に上ったのは、陛下が天皇の地位で新年を迎えることが今後はないということと関連している。

天皇陛下

皇后陛下や、それぞれの家族を伴った皇太子殿下、秋篠宮殿下とともに宮殿の広場に面したベランダにお出ましになった天皇陛下は、集まった人々に対して新年の訪れを祝い、日本国民と全世界の人々の安寧と幸福を祈った。

天皇陛下、85歳の誕生日 記録的数の人々が皇居へ【写真・動画】
天皇陛下と皇族方は日中、訪問者らに挨拶の言葉を述べるため、午前中に3回、午後にも3回の計6回にわたってお出ましになった。

日本の国会は昨年6月、今上陛下が皇太子殿下に天皇の地位を譲って退位されることを定めた法案を可決。2017年12月には、陛下の退位日を2019年4月30日、皇太子殿下の即位日を同年5月1日とする決定を皇室会議が承認した。日本の次の天皇には、今上陛下の第一皇子である皇太子殿下が即位されることになる。

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