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研究者らの行った統計の結果、昨年の中国の子どもの出生数が1500万人を下回ったことが明らかになった。1949年以降の中国史上、この数字は最低の指標となった。中国では今まで人口が減少に転じたのは、飢饉の流行や自然災害に見舞われた1960年と1961年だけだった。
研究者らは人口の減少傾向は不可逆的との見方を示している。中国では生殖能力のある女性の人口は、男性よりもはるかに少ない。さらに、教育や医療費に多額の出費が必要なことから、多くの家庭が子どもを産むことを敬遠している。
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