ゴーン前会長、東京地方裁判所出廷 「日産に損害を与えていない」

8日午前10時半、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者が東京地方裁判所に出廷した。勾留の理由を明らかにする手続きは始まった。NHKが伝えた。
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ゴーン容疑者が2018年12月21日に特別背任の疑いで再逮捕され、東京地方裁判所は1月11日までの勾留を認めている。

東京地方裁判所の多田裕一裁判官は勾留の理由について「「証拠隠滅を疑うに足りる相当の理由があるうえ、国外に逃亡する疑いがあることなどから勾留には正当性がある」と説明した。

ゴーン容疑者は「捜査機関からかけられている容疑がいわれのないものだということを明らかにしたい」とし、「日産に損害を与えていない」と述べ、無罪を主張した。

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