日加首脳が電話会談 中国で拘束のカナダ国民について協議

日本の安倍首相は8日、カナダのジャスティン・トルドー首相と電話会談を行い、中国で拘束中のカナダ国民2人について協議した。
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今回の電話会談では、日本・カナダ両首脳は拘束中のカナダ国民2人の人権の尊重、ならびに「法の支配」の徹底を確認した。両首脳はまた、対北朝鮮関係、日・カ貿易、2019年開催のG20大阪サミットについても意見を交わした。

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カナダは昨年12月1日、米国の要請を受けて華為(Huawei)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者をバンクーバーで拘束した。中国側はこれを受け、国際NGOの国際危機グループ(ICG)で北東アジア上級顧問を務めるマイケル・コブリ氏、およびビジネスマンのマイケル・スパバ氏を中国で拘束した。

コブリ氏は2014年に北京カナダ大使館副領事を、2016年に香港のカナダ領事館総領事を務めている。一方、スパバ氏は中国を拠点に北朝鮮関連の事業促進や旅行事業を展開している「白頭文化交流社」の経営者だ。

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