トランプ大統領、シャットダウン解除のため、議会の指導者たちを会合に招く

トランプ米大統領は、ホワイトハウスの執務室から国民向けにテレビ演説を行い、政府が機能するための資金供給の再開を試みるために米国議会の指導者たちを9日の会合に招待したことを明らかにした。トランプ大統領の演説は8日、米国の複数のテレビ局で放送された。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

米国 国連の人権問題調査への協力を凍結
トランプ大統領は、会合では危機の打開策が「45分で見つかる」可能性があるとし、「それをするために、私は議会の指導者たちを明日ホワイトハウス招いた」と述べた。

またトランプ氏は、メキシコ国境の壁の建設について、民主党に譲歩する用意があり、壁がコンクリート製でなければいけないとはもう主張しないとし、鉄製の柵でもいいとの考えを示した。

さらにトランプ氏は「市民ひとり一人に対し、議会に電話をかけ、数十年が経過してようやく彼らがわれわれの国境の安全を確保するよう、彼らに話すことを呼びかける。連邦政府の機能は、民主党がそれに資金を供給しないという1つの理由によって停止されたままだ 」と述べた。

またトランプ氏は、麻薬の90%が南部国境からもたらされているため、米国の2019年の麻薬による死者はベトナム戦争よりも多くなるだろうと指摘した。

関連ニュース

トランプ大統領、イラクを電撃訪問 軍人を前にした演説で、一部政府機関の長期閉鎖への準備はできていると語る

コメント