米上院 ロシア、シリア、イランに対する制裁法案を承認せず

米上院は8日、シリア政府向け援助の制裁発動を見越した法案の投票が開始できなかった。
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法案は上院議員の3分の2以下の賛同しかえられなかった。民主党員はあらかじめ、「シャットダウン」停止につながらない法案には一切賛同しない姿勢を明らかにしていた。ミッチ・マコーネル共和党上院内総務は法案を新たに見直すことを決めている。

トランプ大統領、シャットダウン解除のため、議会の指導者たちを会合に招く
一連の連邦省庁は予算失効のために12月22日から作業を停止、または一部制限して機能している。トランプ大統領は予算にメキシコとの国境の壁の建設費56億ドルを含めるよう要請している。

上院が承認を阻止した法案は、数種の対シリア制裁が、米大統領令を根拠に効力を持ち、上院の承認なしには大統領がそれを失効させることができないという法の形態の強化を狙ったもの。この他、法案はロシア、イランなどシリアに近い連合国のシリアへの軍事面などの支援を制限している。

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