韓国の有名ショートトラック女子選手 監督から長年の性的暴力を告訴

冬季五輪ショートトラック・リレーで金メダル2冠の韓国のシム・ソクヒ(沈錫希)選手(21)が体系的な性的暴力を受けていたとして代表チョ・ジェボム監督を告訴した。ポータルCNAが報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

シム選手の証言ではシム選手はチョ容疑者からの性的暴力によって17歳の時から苦しみ続けてきた。

ロシアと日本の戦い、冠を奪われた王者、ボンドガール  2018年の最も驚いたスポーツ界の出来事
性的暴力は2018年の平昌五輪の開催1か月前まで続けられた。

シム選手は性的暴力が行われていた場所が国立スポーツトレーニングセンターであったことから、選手らのトレーニングシステムに脆弱性があることを如実に表していると訴えている。

シム選手の弁護士は「これは恐ろしい犯罪であり、我々は相手を糾弾しないわけにはいかない」と語った。

​シム選手を暴行したチョ被告は長年にわたり数人の教え子にパワーハラスメントを行っていた罪ですでに裁かれており、10か月の実刑判決を受けている。今回のシム選手の告訴で控訴内容が見直され、新たな罪状が加わった。

シム選手は2014年ソチ五輪と2018年平昌五輪のショートトラック・リレーでの2度の金メダルのほか、銀、銅と総計4個のメダルを保持している。

コメント