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中国商務部の声明は「(米中)両国は通商問題および貿易構造について詳細な意見交換を行った。また、相互理解を高め、双方が関心を寄せる問題解決のための基礎が築かれた」としている。
中国外務省の陸慷報道官は今月9日、米中貿易協議の終了を発表した。協議は当初7~8日の2日間の予定で開始されたが、9日まで延長されたと報じられている。陸報道官は「協議の肯定的な結果は中国と米国だけでなく、世界経済にとっても朗報となるだろう」との考えを示した。
一方、ハイテク産業育成策「中国製造2025」を巡り、米中両国は互いに譲らない立場を示している。米国は、中国が同産業育成策を通じ、不公正な補助金によって対象産業の過剰生産量力を形成しようと試みていると批判。同産業育成策について、習国家主席は全面的な見直しに反対を表明している。
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