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中国へのS400供給に向けた契約は2014年に署名され、最初の1組が2018年1月に出荷されている。同国は6基のS400を30億ドルで取得し、この防空システムを発注した初の外国となった。
S400は、長・中距離の射程を有するロシア製地対空ミサイルシステムで、最大で400キロ先のミサイルや飛行機による攻撃を撃退することが可能。レーダーは、最大で600キロ離れた目標を発見できる。
2018年9月には、S400を購入するとの最終決定をインドが承認。また、米国による制裁の脅威にもかかわらず、13カ国以上がS400の購入に関心を持っている。S400の購入に関する問題は、これまでにサウジアラビアやカタール、アルジェリア、モロッコ、エジプト、ベトナム、イラク、その他の一連の国々で検討されている。
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