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仏ルモンド紙の報道によれば、昨年末12月、仏検察は竹田氏に2020年の東京五輪・パラリンピック招致を目的とした贈賄容疑があるとして捜査を開始していた。
五輪、パラリンピック関連のニュースの英国のスポーツサイト「インサイトザゲーム・ドット・ビズ」がIOC発表の声明を引用して報じたところによれば、「IOCは仏司法機関と緊密なコンタクトを維持している。IOC倫理委員会は本件を立件し、事態を注視し続ける。今日はこの件に関する会合が開かれることとなっている。」
竹田氏は東京五輪・パラリンピックの誘致で中心的な役割を演じた。竹田氏は疑惑についてコメントを発表しており、パリで担当検事から招致活動についてヒヤリングを受けたことを明らかにした。そのうえで竹田氏は、対価はコンサルタント契約に基づいた、正当なものであり、贈賄にあたる不正はないと説明したと疑惑を退け、今後も調査へ協力する姿勢を表した。