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NASA、ハッブル望遠鏡の主要カメラ機能を回復

ハッブル宇宙望遠鏡に搭載されている「広視野カメラ3(WFC3)」の機能における問題が全て修正されたことを受け、同望遠鏡が正常な機能を回復した。WFC3はトラブルが原因で、先週初めに電源が切られていた。ハーバード大学の天体物理学者、ジョナサン・マクダウェル氏が明らかにした。
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米航空宇宙局(NASA)の複数の代表者が1週間前、ハッブル宇宙望遠鏡の主要機器の1つであるWFC3について、その機能において深刻な問題が複数存在していることを示す信号を同カメラが送り始めたと述べ、そのためトラブルの原因が解明されるまで、WFC3の電源が一時的に切られたとしていた。

今回のトラブルは、既に長年にわたり運用されている同望遠鏡の機能において最近1年間に発生した深刻な故障としては2回目となった。

2018年10月には、望遠鏡の姿勢を計測するシステムの機能にトラブルが発生したため、ハッブル望遠鏡がセーフモードに一時移行していた。

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