ベトナム JAXAの協力で初のオール国産人工衛星を打ち上げ

ベトナムは国産の地球観測衛星「マイクロドラゴン」を打ち上げた。同国の国立宇宙センターの発表によれば、「マイクロドラゴン」は日本宇宙航空研究開発公団(JAXA)の小型ロケット「イプシロン」に乗せられ、現地時刻で18日9時50分に鹿児島の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。
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「マイクロドラゴン」は重量50キロ。ベトナムの作った宇宙機器としては第2号だが、ベトナム製の部材のみを使用した点では初の国産人工衛星。「マイクロドラゴン」の製造には36人のベトナム人エンジニアから成るグループとJAXAの専門家がコンサルタントとして組んで作業にあたった。「マイクロドラゴン」はベトナムの沿岸部の海水の水質評価、海洋資源の状態の把握、自然現象の観測などの調査を目的として使用される。

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