フェイスブックで流行の#10yearchallenge 顔認識システムの学習狙ったキャンペーンか

10年前の自分と今の自分を比較する写真を投稿するチャレンジ「#10yearchallenge」について、米誌『WIRED』の編集者、ニコラス・トンプソン氏はフェイスブックが同社の顔認識システムを学習させるため立ち上げたと疑う見方を示した。
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今月15日、Wiredに公海された記事でケイト・オニール氏は、「#10yearchallenge」が顔認識アルゴリズムの開発側の役に立つ可能性があると指摘した。オニール氏は、これらの写真はシステムが人間の年齢をより良く認識し、老化の過程における人間の外見の変化を学習する役に立つと主張した。

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トンプソン氏もこの見解に同意し、同記事をツイッターで共有した。数時間後にはフェイスブックの公式アカウントがこれに対する回答をツイートした。

「10 year challengeは私たちの関与なしに自ら始まったユーザー生成ミームです。これは人々がフェイスブックで楽しんでいるという証拠です。それだけです」

フェイスブックの回答に続き、同社に不信感を表明するコメントが並んだ。同社からユーザーの個人情報が流出した複数のスキャンダルを受けた反応だと見られる。

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