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IRNAは、「中国、韓国、インド、トルコに続き、日本がイラン産原油の輸入を再開した」とのヘンマティ総裁の言葉を引用している。
ブルームバーグは昨年12月、日本の財務省によるデータとして、イラン産原油の日本国内への輸入が、その前の11月に2016年4月以降で初めてゼロにまで落ち込んだと報道。イランから日本への原油輸入量は、直前の10月には54万4千キロリットル、2017年の11月には111万キロリットルに上っていた。
トランプ米大統領は昨年5月、核計画に関するイランとの合意から米政府が脱退すると発表。原油輸出に波及した米国による対イラン追加制裁は、同年11月5日に発効した。この際、米政府は、中国、インド、イタリア、ギリシャ、日本、韓国、台湾、トルコについて、原油制裁から一時的に除外している。