欧州理事会、9個人・団体に制裁 化学兵器新制度で

欧州理事会は21日、化学兵器に関する新体制の一環で第一弾目となる制裁を発動したと発表した。英ソールズベリーで起きた毒殺未遂事件に対して、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の長官と副長官を含む個人9人と1団体を対象に制裁が課された。
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理事会は「2018年10月15日に創設された化学兵器の使用と拡散に対する制限措置の新たな制度の下で、理事会は今日、9人の個人と1団体に制裁を課した」と発表した。

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「2018年3月4日にソールズベリー(英国)で有毒な神経剤が保管・運搬・利用されたことに対し責任を負うGRU長官と副長官」が対象に含まれる。

ソールズベリーの事件を機に頻繁に目につくようになったGRUという名称は、日本語では「ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)」と表記されるのが通例だが、GRU自体は実はソ連時代の「主要情報機関」を指すもので、すでにこの組織は存在しておらず、1992年以降は「ロシア軍参謀本部情報総局」の名称に切り替わっている。ところが昨今の西側諸国の公式書類上には、ロシア軍部の対外諜報活動に関連した場面でソ連旧組織を指すGRUの名称が使用されている。

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