英神経剤襲撃でEUが制裁 露外務省は報復措置でけん制

英南部ソールズベリーで起きた神経剤襲撃事件に関与したとして、EUがロシア国民に新たな制裁を課したことについて、ロシア外務省は声明を出し、報復措置の権利を有していると牽制した。
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「化学兵器の使用と拡散対策を目的とするかのような、欧州連合が『考案』した制裁メカニズムが先程、私たちの同胞でテストされた。『スクリパリ事件』に関してロシアとロシア国民に向けられた非難は、批判に耐えられるものではない」

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外務省は「英国当局が展開した情報キャンペーン」は国内の政治目標を追求していると強調した。

「新たな突発的発生がブレグジット交渉で再び起こった危機に一致したことは示唆的だ」

その上で外務省は「国連安全保障理事会を迂回する一方的制限措置導入の違法性に関する原則的な立場」を改めて表明した。

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