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地裁は口裏合わせなど証拠隠滅の恐れが高いと判断したとみられる。
ゴーン被告と「右腕」である前代表取締役のグレッグ・ケリー被告は昨年12月19日、有価証券報告書への報酬の過小記載の疑いで逮捕された。ゴーン被告は同月21日、特別背任などの罪で再逮捕された。18億5千万円の評価損が発生した個人的な為替取引の権利を日産に付け替えたほか、実業家に日産の子会社から約13億円を不正に送金していた疑いが持たれている。
今月11日には東京地検特捜部が特別背任と金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で追起訴された。弁護士が18日、2回目となる保釈請求を出していた。
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