ベネズエラ 反政府デモで死者16人に

南米ベネズエラでは、ニコラス・マドゥロ大統領に対する抗議デモが連日続いている。同国のポルトゥゲサ州、バリナス州、タチラ州、カラカス州、アマソナス州、ボリバル州など、国内各地で展開されている抗議デモによる死者数が16人となった。地方紙「ラ・プレンザ」が報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

ベネズエラ、対米政策の見直し検討 対抗意識あらわに
非政府組織「ベネズエラ社会紛争観測所」の統計によると、現地時間23日午後7時40分の時点では13人の死亡が確認されていた。

ラ・プレンザ紙によると、抗議デモは21日から続いており、22日夜にはカラカス州やボリバル州などで激化した。非政府組織「ベネズエラ刑事フォーラム」代表は、これまでに70人超のデモ参加者らが逮捕されたと明らかにしている。

AP通信によると、マドゥロ大統領は23日、カラカス州での演説で米国との国交断絶を表明した。経済危機や抗議デモを背景として、ベネズエラ国内では混乱や地域不安が一層深まっている。

関連ニュース

ザハロワ露外務省報道官、西側諸国の対ベネズエラ政策を批判

マドゥロ大統領、暴力的抗議参加者に警告 「法に基づき投獄する」

コメント