ベネズエラ外相 クーデターの裏には誰が

ベネズエラのアレッサ外相はベネズエラのクーデターの裏には米政権がたっており、ベネズエラ反体制派は米政権の書いたシナリオに従っているとの声明を表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

アレッサ外相はスプートニクからの取材に対して、「ラテンアメリカの国家クーデターは常に米国政府がおしつけてきたものだと思う。ボリビアのモラレス大統領もかつて、半球で唯一、クーデターを経験していない国は米国だが、その理由はワシントンには米国大使館が存在していないからだと語ったことがあった。この意味でトランプ政権は国家クーデターの裏に立っていた。クーデターを推し進めてはおらず、前方の端にいた。米政府は先に立っていて、米国の命令に従う衛星国に対するのとまったく同様に、ベネズエラの右翼にシナリオを指図した」と語っている。

1 / 5
ベネズエラの政変
2 / 5
ベネズエラの政変
3 / 5
ベネズエラの政変
4 / 5
ベネズエラの政変
5 / 5
ベネズエラの政変

ベネズエラのグアイド国会議長は23日、自らをベネズエラの大統領代行と宣言。マドゥロ大統領による権力簒奪を停止させるため、全てのことを行うと明言したほか、軍による支持のもとで暫定大統領に就任する用意があるとも表明した。これに対しマドゥロ大統領は、グアイド議長が憲法違反の大統領であると述べ、国民に対し「最大限の動員」を呼びかけた。

マドゥロ大統領、米と断交 【写真】
現在、米国のほかにカナダ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、パナマ、パラグアイ、ペルー、グルジア(ジョージア)がグアイド氏をベネズエラ大統領代行として認める声明を表している。

関連ニュース

コメント