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ヤヌコーヴィチ被告の罪状は「ウクライナの領土保全および不可侵を侵害し、これにより市民を破滅またはその他の苦しい結果に導いた」とされた。
判決ではウクライナ国防能力に害を及ぼしたとする訴えは退けられた。ヤヌコーヴィチ被告の財産の差し押さえは効力を失っていない。
ヤヌコーヴィチ被告の弁護人は判決後、声明を表し、被告は上告を行うが、それには30日間の猶予があると語っている。
ヤヌコーヴィチ被告の国家反逆罪の裁判は2017年末から開始された。被告はほかにも2014年のクーデター後の一連の刑事事件で訴えられている。原告側は当初、終身刑の要求を用意していたが、最終的に15年の禁固を要求した。被告は判決内容を否定している。